「会計戦略」の発想法


「会計戦略」の発想法
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???リスク管理およびコンプライアンスの分野で活躍中の著名コンサルタントで、数多くの政府関連プロジェクトチームのメンバーを歴任してきた著者が、金融機関の経営指導などを通して会計に深く関わってきた実務家としての見識と観点にもとづき日本の会計軽視の風潮に警鐘を鳴らすとともに、会計の本来の意義を見つめ直すことの重要性と日本のコーポレート・ガバナンスの今後の正しい方向性を説いたタイムリーな提言書である。

???本書は、第1章(会計の重要性を再認識させる数多くの具体的事例の紹介)、第2章(日本における会計の地位の現状・問題点と米国の経験の教訓)、第3章(株式会社の歴史と会計の発展との関わり)、第4章(リスク管理の重要性に関するケーススタディー)、第5章(内部統制システムの概説)、第6章(内部監査の歴史と概念の解説)、第7章(日本企業の内部監査の導入への取り組み状況など)で構成されており、三菱商事が内部資料を提供して著者を支援している。

???豊富な事例を交えて会計の発想法を駆使する会社経営と内部統制の強化を通じたリスク管理の重要性を訴える本書は、今後のグローバル経済において日本企業が勝ち残っていくために何が必要なのかという問いに対する重要なヒントを与えてくれるものである。会計アレルギーの強い経営者はもちろん、技術的な議論にとらわれがちな会計分野の学識者やプロフェッショナルにもぜひ読んでもらいたい1冊である。(徳崎 進)



ディスクロージャーと内部監査の重要性の2点を強調

2003年の初版時にはかなり話題になった本。前半は外部会計について、日本企業のディスクロージャーに関する意識の遅れを指摘し、後半では内部会計について、企業の存続・発展のためには適切な内部管理・内部監査体制の確立が必要と説く。前半における株式会社の歴史の解説はやや冗長か。「会計戦略」に関する技術的なテキストではなく、グローバル化した経済の中でのディスクロージャーの必要性と内部監査の重要性が繰り返されている。通常、財務会計と比較されるコンセプトは管理会計だが、本書での「内部会計」とは管理会計ではなく、内部統制システム・内部監査全般に対応する用語として使用されている。450ページ超の大作ではあるが、メッセージは1)「会計上の手品」を廃し、ディスクロージャーを拡充しよう、2)リスク管理体制を構築して、内部監査を十分に機能させよう、の2点に集約される。

「誠実になれ」

「誠実さ」は、経営者として失敗しないための最大の資質であり、経営者として成功するための最大の武器である。そして、「誠実」であるためには、「会計」という存在を重視して、真実の姿を株主に伝え続けなければならないのである。(p.220)

さまざまな示唆にとんだ大著で面白いのでついつい読み進んでしまうが、著者と真正面から向き合っているような気がしてある程度進むと疲労感さえ感じてしまう。それほど、真正面から読者に問いかけてくる本です。

会計の歴史や、その昨日を徹底的に分析し、その効用を意識させます。また、如何に日本において「会計」が機能していないかを痛感させられます。しかし、そういった大勢の中で一部の先見の明がある企業は着々と会計の機能を重視した内部管理体制を整えつつあるのも事実です。

いくつも重要なことが書かれているのですが、冒頭の「誠実になれ」というのともうひとつ、私が気になったところは、情報に対するスタンスです。かつてジンギス汗がモンゴル軍団を統率するために敷いた厳格な規則として「ヤサの法典」というものがあり、そこでは「不吉な知らせをもたらした使者は斬れ」という軍律があったということです(p.315)

組織はこれでは死んでしまいます。都合の悪い情報は隠蔽され、どんどんふくらみついにはその都合の悪い情報を守ることのほうが経済合理的になり、誰もそれに触れず、少しずつ死んでいくのです。
書名と内容が一致していない。

この本は、株式会社というものの意味を考えるのには良い本かも知れない。しかし書名の「会計戦略」については殆ど何も書かれていない。
経営をしている方には必読の本といえるでしょう

非常に読み応えのある本です。株の取引をされる方、是非一度この本をお読みになるといいと思います。また、経営をしている方には必読の本といえるでしょう。
外部会計と内部会計という二部構成で語られ、一部の外部会計では、株式会社とはいったい何なのか、どのように始まったのかという所からスタートします。
株式会社の歴史、そして、株式会社の発展と共に車の両輪のように成長を遂げてきた会計というものの成り立ちを述べています。有限責任という特権をもつ株式会社とは、株主からの委託を受けて資産を運用している組織ですから、その資産運用について、株主へ説明責任があるという大前提があるのです。
日本の場合、その大前提がまず分かっていないのではないかということなのですね。海外からみると非常に遅れているということなのです。海外ではすでに会計を戦略として捕らえなおし、もちろん海外でも不正は日常茶飯事にあったとしても、発覚したときに、日本では考えられないようなエネルギーとスピードで、その問題をきちっと改善していくのですね。株式会社は誰のものかという根本的な本質がよくわかっていて、徹底されているのですね。

日本ではその会社は誰のものであるのか、そして会社の持ち主である株主への説明責任があるという認識がほとんどないということなのでしょう。以前読んだ山本七平さんの本に、海外では、人は、すべからく「働かない」として考えているので、いかに働かせるかという観点でシステムを作っていく。軍隊も同じで、やる気のない兵隊たちをいかに戦わせるかということで、武器でも何でも非常に力をいれて開発し、自主的でない兵士でも非常にスムーズに戦力になるようにその仕組みを作ることに腐心するのです。労働力が奴隷だったという歴史ですから、やる気のない奴隷達をいかに働かせるかが仕事だったわけです。ところが日本人は、一人一人の人力を頼っているシステムなのです。どうやら、人は自ら喜びをもって「働く」と捉えているののではないかということなのです。もともと、人は善意の人であり、自らが社会や共同体に貢献する事に喜びをもって働くという前提のもと、日本では会社という組織は共同体として運営されてきたのですね。会社は「私達のもの」なのです。しかし最近はそのような日本的な倫理がなくなり、一人一人がやる気のない社畜となっていて、モラルも何もなくなってきています。本当の意味で、日本人の向上心や精神が回復しないのであれば、やはり、海外のようにしっかりと社員、業務を点検し、コントロールしながら、お金を資本として預かっている株主へその運用の報告という責任義務を果たすべきなのですね。
そして会計については内部監査で不正をチェックし、見つけたらすぐに会社の仕組みを改善していくという循環を作り、つねに正確な真実の報告を行うということなのです。
 二部にとなると、次は、ではどうしたらいいのかという結論として、内部統制について話をしています。
大したこと書いてないよ、ぜんぜん

第1章の途中まで読んでやめた。ぜんぜん大したことない内容だ。「会計イコール経営」であるというような主張を熱く語っている。しかし、そういう主張は、今時の一種の流行のようなものなのではないかな?ERP業務システムによる業務の効率化みたいな物で、企業にとって必要であるが十分ではない、ましてやそのものがイコール経営であるなどありえない。いくら会計処理を正確にやったって儲からない。もちろん会計処理はきちんとやらないと儲かってるかどうかもわからなくなるけど。要するに、この著者は自分の仕事(会計コンサル)に都合のいいように書いてるだけ。主張していることといえば、会社というものはきちんと会計処理をしなくてはいけないとかそれをしてこなかったか日本の銀行はだめになったとか、まあそりゃそうなんだろうけど、わざわざこんな分厚い本にして、熱く主張するほどのことかなって程度のもの。不正会計に対しまるで鬼の首を取ったとでも言うような論調。主張の内容はきわめてオーソドックスで、会計のルールを守りましょう、守らないと大変なことになりますよってことですね。日本が世界に恐れられていた80年代は、会計上の手品で、日本が強く見せられていただけだとも書いてある。護送船団方式で守られた銀行に守られた間接金融中心の金融はそもそもおかしいと書いてある。まあ、護送船団方式はおかしいかもしれないが、僕はそれより、直接金融というものが日本になじむのかが疑問である。日本人がみんな投資家になってしまうなんてありえるのかな。投資はやりたい人がリスクを覚悟でやればいいけど、全国民にリスクを負わせることを強要はできないんじゃないかな。けど、直接金融中心にシフトするってことは多くの国民が資本市場に参加しないと成り立たないだろうし。そんな世の中嫌だよね。みんなが不労所得を礼賛するような社会。働かざるもの食うべからず。



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